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お知らせ

2024/06/29

解体工事を依頼した時に聞く「地中障害とは?」

6月からはじまった解体工事も残りあとわずかとなりました。
解体足場→内装解体→外壁石綿除去作業→家屋解体→外構撤去と解体工事もあと少しです。
建物の基礎撤去が終わると、いよいよ地中埋設物の確認になります。

この作業は建物の持ち主が土地を売却する時に非常に重要な作業になります。

解体する建物の地中に埋まっていた、井戸、瓦、コンクリート、石などを「地中障害物」といいます。
基礎より下に埋まっている障害物はすべて地中障害と思ってください。
重要なのは、この地中障害物の撤去費用は売主負担がルールだからです。

この地中障害物は色々な所で裁判となっています。
解体した土地を購入した買主が家を建てようとした所、地中障害があれば買主が家を建てる時に邪魔になるからです。

昔は解体した家屋の瓦や、石、コンクリートをそのまま埋めて工事完了とする解体業者が多くありました。
なぜなら規制が緩かったからです。
地中に障害物がある状態でその事を告知せずに土地を売却した場合は瑕疵担保責任(今は契約不適合責任)が問われます。
簡単に言えば、買主が売主に対して損害賠償請求するという事になります。

弊社では解体工事が終わった後に、必ず地盤から1.5m~2mほど掘削していきます。
今回の工事で大きな石の地中障害がでてきました。
解体工事では約10%~20%ぐらいの割合で地中障害物が見つかります。

また、他所から持ってきた産廃を地中に埋めて地中障害物として撤去費用を請求する悪徳業者もいますので、気をつけなければなりません。

肝心なのは解体前に、きちんと説明する業者を選ぶ事です。

解体費用がものすごく安くて依頼すると、追加工事で多額を請求してくる解体業者も多々います。
弊社では施主様が納得できるように、見積の段階でご説明させていただきます。
また不安があれば、いつでも疑問にお答えできる体制を整えておりまます。

見積前でも不安な事があれば、ぜひ弊社にご相談ください。

解体工事を依頼した時に聞く「地中障害とは?」
解体工事を依頼した時に聞く「地中障害とは?」

2024/06/17

アスベスト「みなし含有」とは?

アスベストの調査結果でよく見かけるのが「みなし含有」です。
「これってどういう事?」ってよく施主様に聞かれるので書いてみますね

アスベストの「みなし含有」とは調査した建材にアスベストが含有しているとみなす事をいいます。
簡単に言えば、分析調査をせずにアスベストが入ってる建材として扱う事になります。
もちろんアスベストが入っている扱いなので、除去する際もレベルに応じた養生が必要となり、廃棄する際もアスベスト扱いになります。

ではなぜ「みなし含有」とするのでしょうか?

答えは明確で調査費用が安くなり、調査期間の短縮になるからです。
アスベストの調査では、建材ごとに分析調査が必要となります。
大きな面積の外壁塗材なら1検体でアスベスト除去範囲が明確になるため、ほとんどの業者が外壁塗材を分析調査を実施しています。
問題は面積の少ない建材の分析調査になります。

例えば、木造戸建住宅で建物の玄関、洗面所でクッションフロアシートがあったとします。
この場合は洗面所と玄関で建材が違う場合は1つ1つを分析調査しなければなりません。
そうなれば分析費用が高くなります。
それよりも「みなし含有」として扱って廃棄処分した方が、安く済むのです
また分析には時間がかかるので、入ってるものとみなす事で調査期間の短縮にもなります。

ただ何でも「みなし含有」にすれば処分費が高くになり施主様の負担も大きくなります。
ここで大切なのが、アスベスト調査者の経験になります。

今まで多数の調査で建材の分析調査調査を経験していれば、施主様にとってアスベスト調査のコストを抑える提案ができるからです。
正直な所、アスベストの調査なんで検体を採取すれば誰でも可能です。
分析調査金額と処分代の両方の視点からアスベスト調査をするのが、調査者の使命だと思います。

弊社では官公庁から民間工事まで多数の経験を持つ調査者がアスベスト事前調査を実施致します。
依頼時に施主様へヒアリングを行ったのち、書面調査、現地調査、分析調査を行います。
調査で不安に感じたら、すぐに有資格者がご説明にまいります。

アスベスト調査にお困りの方や、調査のみのお客様も大歓迎です。
ぜひ当社へご相談ください。

アスベスト「みなし含有」とは?
アスベスト「みなし含有」とは?

2024/06/15

最近、石綿事前調査依頼が多いです

ここ数年で石綿事前調査だけの依頼が多くなってきました。
依頼が多くなった原因が「大気汚染防止法」「石綿予防規則」の法改正です。

2022年4月1日より、アスベスト調査結果の報告が義務付けられました。
対象の工事は床面積が80㎡以上か請負金額が100万円(税込)以上のリフォーム工事等です。
この報告義務が施行されてからは、色々な専門職の依頼が多くなってききました。

電気屋さんがエアコン据付工事で6台取付するのに配管の穴をあけるから調査してほしいとか、
ペンキ屋さんが塗材を剥がしてから塗り替えするから調査して欲しいとか、リフォーム業者さんが内装解体するのに調査して欲しい等、専門職や一般のお客様からの依頼も増えてきています。

また工事をする時には現場に「アスベスト事前調査結果」の看板を掲げないといけません。
この調査報告を怠った場合や虚偽の報告を行った場合は、3ヶ月以下の懲役、または30万円以下の罰金が科せられます。最近ではコンプライアンス重視の会社は増えてきていますが、解体現場で事前調査の看板がない現場もいまだによく見かけます。

またこの石綿事前調査は解体工事や改修工事を行う施工業者がしないといけません。
ですので工事の施工業者様からの依頼も増えています。
また事前調査と分析調査は「有資格者」しかする事ができません。

弊社では多数の調査実績をもつ調査者が建物の外部から内部まで調査実施し、採取した検体を分析調査します。
そして調査報告書を作成し依頼主の方に提出します。
書面の調査から、現地調査、分析調査、報告書作成まで対応しております。

アスベストの調査にお困りの方には、当社にご相談いただければ幸いです。
多数の実績があるので、多方面のアドバイスも可能です。

最近、石綿事前調査依頼が多いです
最近、石綿事前調査依頼が多いです

2024/06/10

アスベスト除去もやってます

解体工事で費用が高くなる原因に「アスベスト除去作業」があります。
アスベストとは天然の鉱物繊維の事をいい、石綿という人も多いですね

耐久性が強く丈夫で熱とかにも強いので色々な製品に使われてきました。
ただ、繊維が細いので空気中に舞ってる石綿を吸い込むと肺の中に残って肺がんなど病気を引き起こすと言われています。
しかも病気の発症が約20年から40年ぐらいですので「静かな爆弾」と呼ばれているのです。

このアスベストを飛散させないように除去する工事が「アスベスト除去工事」です。
昭和50年に含有率が5%を超えるアスベスト吹付が禁止になりました。
そこからアスベストが全面禁止になったのが、平成18年です。

2006年以前の建物にはアスベストが含有してい可能性があります。
戸建の解体工事では外壁塗材や下地調整剤にアスベストが含まれている建物が多いです。
これを除去するのに解体費用が高くなります。

解体工事ではアスベスト除去は専門業者に委託するのが一般的です。
これだと費用が高くなるばかりです。

しかし弊社はワンストップでアスベスト除去ができる解体業者になります。
委託していたアスベスト除去を自社でやる事によって解体費用をおさえる事ができました。
施主様も他の業者でとった見積よりも大分安いと言ってくださる機会も多くなりました。

しかも、だだ安いだけではないのです
事前調査には専門の知識をもった建築物石綿含有調査者がアスベスト調査を行い、除去作業を実施する場合には行政に出す書類を作成します。
作業も石綿除去作業主任者、従事者の有資格者が行います。

石綿調査→行政への計画書等の届出→アスベスト除去作業→解体工事までのプロセスを自社で回せるのが弊社の強味となっています。
他社でお高い見積をもった方は、ぜひ弊社にご相談ください。
満足できる結果をお約束致します。

アスベスト除去もやってます
アスベスト除去もやってます

2024/06/04

内装解体やってます。

解体工事に着手した現場ですが足場の設置も終わり、次は内装解体工事になります。
内装解体工事とは簡単に言えば、重機で解体すれば廃材が混ざるので廃材分別の為にする作業です。
昔は重機でそのまま解体していましたが、2002年に施行された建設リサイクル法によって廃材は分別し、できる限りリサイクルしましょうっていう法律です。

この廃材の分別が解体工事では重要となります。
解体工事に係る費用の大半が「廃材の処分費」と「人件費」です。
正しく分別すれば処分費が下がります。
ある程度分別して混合廃棄物で処分する事はできますが、それだと処分費用が高くなり施主様のコストも高くなります。
正しく丁寧に分別して早く工事を終わらせるのが、良い解体業者です。

ある程度分別して工期を短くする解体屋も多数存在しますが、それだと費用が嵩みます。
また悪徳な業者は不法投棄して処分費用で儲ける解体屋も残念ながら存在します。

弊社は創業当時から「安く、早く、キレイな解体」を目指して施工してきました。
他社で高い見積をもらった方は、ぜひ弊社にご相談ください。

最近ではは神戸市のホームページで解体費用の試算ができるようになりました。
ある程度の金額を知りたい方にはおススメです。

内装解体やってます。
内装解体やってます。

株式会社 伊藤建設

神戸市西区でアスベスト除去や解体工事の依頼は弊社へ。アスベスト事前調査・内装解体・植木伐採、承り中。

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